【電通東京八日發】去年帝展的入選畫中出現剽竊某位法國作家之作,引起了軒然大波,今年又在洋畫(西洋畫)第七室發現風光展出的能勢龜太郎氏的百號大作品〈畫室(atelier)之內〉,竟然與法國當代人氣畫家拉烏爾.杜菲(Raoul Dufy)氏的〈畫家與其模特兒(model)〉的構圖一模一樣。能勢氏的作品是畫家正在寫生一位裸婦的構圖,與杜菲氏之作僅在背景處理上有些許差異,但在被視為繪畫生命的構圖方面,幾乎完全是杜菲氏之作的模倣。尤其是杜菲氏之畫已被刊登在法國的美術雜誌上,在我國(日本)也看得到,對於審查員的無能以及能勢氏的藝術良心的冒瀆,各界批評聲浪頻傳。
帝展の洋画に 今年も剽窃 フランスの作家の画を模写 批難の声漸く高し
【電通東京八日発】昨年帝展の入選画中に某フランス作家の剽窃があり忌々しき問題を起したが今年も亦洋画第七室に堂々出品されてゐる百号大の『アトリエの内』能勢亀太郎氏の作品こそはフランス当代人気画家ラウル・デユフイ氏の『画家とそのモデル』なる作品と全く同一の構図に成るものであり能勢氏の作品は画家が一裸婦を写生してゐる構図であるがデユフイ氏のものとは確か背景に多少の差を見るのみで絵画の生命たる構図の点は全くデユフイ氏のものゝ模写に終つてゐる、殊にデユフイ氏の絵は既にフランス美術雑誌にも載せられ我国にも来てゐることゝて審査員の無能と能勢氏の芸術的良心の冒涜に就いて非難の声各所より発せられてゐる
—原載《臺灣日日新報》,1929-11-09(日刊7版)
(辨識、翻譯/李淑珠)