由於臺展的嚴選審查,以致於出現許多的落選者,各地譁然,給報社的投書也如雨般紛飛而至。雖然不是今年才有的情況,但據說審査員在審査結束當晚便會故意銷聲匿跡,搞失蹤,詢問為何要如此,回答則是因為落選組(落選的那群人)會找上門來,先是謙虛有禮地問:「我的那幅畫到底哪裡不好?請告訴我」,然後便酸言冷語地說些挖苦的話,甚至直接大打出手的人都有,恐怖至極。▲嚴選的確令人心生同情,但也因此例如洋畫部(西洋畫部)方面,尤其是表面上看起來出眾,但欠缺內涵的作品,比往年減少。幣原(坦)審査委員長則表示:「作品落選令人惋惜,但也因為這些人的犠牲,臺灣的美術才能有所進展」。▲今年的洋畫(西洋畫)水準之高,是眾人所公認,但東洋畫似乎在社會輿論上有一些不同意見,其中也有人認為水準比去年還差,而且因為此種發言被質疑出自擔任審査員的某人之口,導致在某些人士之間引發爭議,然而,即使真是某審査員的發言,也應該沒有惡意,不過,發言出自某審査員的傳聞,應該是錯誤的。▲但此種發言的目的若在於指出與其他地方相比,臺灣的東洋畫未臻成熟的話,這反而是個非常寶貴的意見,應該將之警惕於心,更加精進畫藝才對。希望畫家們對於善意的忠言要有積極傾聽的雅量才好。
無絃琴
臺展の厳選は落選者を多く出したので各所でわアわア、新聞社への投書を降るほど来てゐる、之は今年だけの事でないが審査員は審査が終ると其の晩から行方を晦ますのださうだ、ナゼかときくと落選組が押しかけて来て『あの絵の何処が悪いか教へて下さい』などと下手から出てチクリチクリやり中には率直にやり出すのもあり恐ろしいからださうだ▲厳選が気の毒だがその代り洋画部などは特に観た眼が立派だ、つまり興のさめる様なのがいつものに較へて少いからだ、幣原審査委員長曰く『落た方にはお気の毒ですが、さういふ方が犠牲になつて初めて美術も進境を見るわけでせう』▲本年の洋画の出来の好いことは十目の見る所だが東洋画に就ては世間にも異議があるそうだ、中には昨年より悪いといふ人もある、その事を審査員の或る人が言つたとか言はぬとかで一部の間に問題にしてゐるさうだが、言つたとしても別に悪意のあるわけでもあるまいし兎に角言ふのは間違ひだらう▲他と較べて臺灣の東洋画が未熟だといふことを指摘されたらソレは寧ろ貴い教訓で之に刺戟されて更に精進するのが当り前である、善意の忠言には進んで耳を貸すだけの雅量があつて欲しい。
─原載《臺灣日日新報》,1931-10-25 (夕刊1版)
(辨識、翻譯/李淑珠)