創作態度認真 力作為數不少
東洋畫審査員 結城素明氏談
今年的入選就件數上來看接近出品件數的一半,臺展舉辦到第六回的今天,似乎進歩顯著,我是第一次來擔任審查,但深有同感,創作技巧方面也很紮實。此次的鑑査絕對沒有因為件數很多就放寬標準,這是因為出品者一人出品多件的人少,而力作的為數不少的關係。基於寫生的畫作相當多,在本島(臺灣)風俗上的表現頗佳,看得到認真的創作態度。東洋畫本來就傳統上來說有著各式各樣的作風,所以在審査上採取不論畫風的方針,至於給作家的建議,自古以來名畫層出不窮,希望能多多予以鑑賞,不僅寫生,應充分研究名畫以期發展精神層次的東洋畫。
因為嚴選 作品水準一致
西洋畫審査員 和田三造氏談
我去年也來擔任審查,我或許有點口吐「暴」言,惹人討厭,但那是為了把臺展從「渙散」轉為緊繃,所以才與其他的審査員討論,決定採取嚴選的方針。因為唯有嚴選,才能提高臺展的價值,其結果顯示出今年有非常大的進歩,更因為是嚴選,所以入選畫作也比較少,但其結果就是「水準」非常一致,即使在東京的展覽會也很少見,當然,東京「那邊」的展覽會上有非常卓越的作品,但拙劣之作也不少,作品水準一致的這點,是臺展值得驕傲之處。又,本島(臺灣)的審査員諸氏捨去私情,不因為是自己的弟子而予以特別待遇,這點也非常值得欣慰。此外,以前創作技巧即使笨拙,但表現臺灣特色者容易得到入選,但今年不同,技巧笨拙者不論特色表現如何顯著,結果都是落選。
態度も真面目で 力作が多い
東洋画審査員 結城素明氏談
今年の入選は数の上から云へば半数に近い、臺展も第六回の今日、頗る進歩したと云はれてゐるが私も初めて来たが如何にもさう思はれる、技術もシツカリして居り今度の鑑査は数が多いからといつても決してゆるやかではない、之は出品者が一人で沢山出した人が少く力作が多い為めである、写生が随分多いが本島風俗がよく現はれて居り真面目な態度が観られる、元来東洋画は伝統的に色々な作風があるが、審査の上では画風に偏しない方針であつた、作家に対しては古来名画が沢山あるんだから之を鑑賞し写生のみによらず充分名画を研究して精神的な東洋画の発展を希望する
厳選した為め 粒が揃つた
西洋画審査員 和田三造氏談
私は去年も来て、アラツポイ事を言つて怨まれたかも知れないが、それは臺展がダラケルのを引締めんが為め外の審査員と話して厳選をやつた次第である、何うしても厳選でなければ臺展の価値を高める事は出来ない、其の結果が今年は非常な進歩を示してゐるが、更に厳選したから入選作は割合に少ない、其の結果東京に於ける展覧会でも之程ツブの揃つたものは少い、勿論東京のソレにはズバ抜けたものがあるが、併し駄作が少くない此の粒が揃つた事は臺展として誇り得る事で又本島に於ける審査員諸氏が私情を捨て、自分の弟子だからといつて特別待遇をしなかつた事は大いに慶賀すべき事である、尚従来技術は少々拙くとも臺灣の特色を見せたものは入選された様だが、今年は拙けれど如何に特色が著しいとも落とした
—原載《臺灣日日新報》,1932-10-21(夕刊2版)
(辨識、翻譯/李淑珠)