今年與去年相同,由郭雪湖、林玉山、呂鐵州的三氏榮獲特選獎項。因為郭和呂的二氏今年已是第三次獲獎,故自明年起的五年(1933-38),得以無鑑査的資格出品畫作。今年的每一幅作品都可見非常努力的痕跡,也都是大作(大型畫作),榮獲特選,實至名歸。

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呂鐵州氏的《蓖麻與軍雞(鬥雞) (譯注1)》,整個畫面氣魄十足,是一幅非常強而有力的男性化畫作,同時也是努力創作下的成果。色彩的運用方面,也看得到更進一歩的巧思,是此次出品作品中最佳的一幅。

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林玉山氏的《甘蔗》是一幅非常年輕、坦率、不討人厭的畫作。雖然不是沒有任何缺點,但首先可說這是幅無可非議的作品。

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郭雪湖氏的《薫苑(譯注2)》是一幅努力的作品。雖然稍嫌「繁瑣」,但能將那麼多的臺灣的植物全部塞進畫面中卻絲毫不損其情緒和格調,的確是拜努力所賜,而且並非是因為臺灣色(譯注3)的表現最為濃厚,才奪得了臺日賞的獎項。此作品具有不是本島(臺灣)人便表現不出來的韻味。

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若將以上的三氏的作品與其他的入選作品相比,大家應該會發現其水準有數倍之高。


どの作品にも 努力の跡が歴々 東洋画の特選について 

郷原古統氏語る

今年は昨年と同じ郭雪湖、林玉山、呂鉄州の三氏を特選とした郭、呂の二氏は今年で三回目であるから来年から五年間は無鑑査と云ふことになつて居る、今年はどの作品も非常に努力のあとが見え何れも大作で特選として恥かしからぬものであると思ふ

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呂鉄州氏の軍鶏は画面一ぱいに気魄がみなぎつて居り、如何にも力強い男らしい画であると同時に努力された作品であり、色の用ゐ方についても一歩進んだ工夫をしてゐると思ふ、今回出品された内で最もよい作品であらう

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林玉山氏の『甘蔗』は非常に若々しい素直な嫌味のない画であると思ふ、非のうち所がないとは云はれないが先づ無難な画と云ふ事が出来やう

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郭雪湖氏の『薫花』は努力された作品であるいささかクドイと云ふ□はあるがあれだけ多くの臺灣の植物を気持や調子をこはさずに画面にとり入れたと云ふことは確かに努力の賜である、臺灣色の最も濃厚なものとして臺日賞としたわけであるが、あの作品は本島人でなければ出ない味をもつてゐる

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以上の三氏の作品と他を比べると数段の開きのある事に気がつくであらう

—原載《臺灣日日新報》,1932-10-27(日刊7版)

(辨識、翻譯/李淑珠)

註釋

譯注1. 根據臺展圖錄,作品正確名稱為「蓖麻に軍鶏」。

譯注2. 原文「薫花」的「花」為誤植。

譯注3. 臺灣的「地方色」之意,「地方色」亦使用片假名「ロカールカラー (local color)」,為臺展提倡的概念之一,常見題材包括熱帶風景、香蕉樹、廟宇飛簷、水牛、臺灣服、原住民等等。