從一開始就蔚為話題的臺展終於完成了外觀和會場的佈置,招待日也已於(十月)二十四日的上午八點開幕。一提到招待日,每年的景象都是汽車一輛輛聚集在入口處,會場內擠滿盛裝打扮的人們,但今年卻是接待用的展出作品目錄(program)和臺展繪葉書仍堆積如山,到了快中午來客仍是寥寥無幾,這景象令那些嚴陣以待的事務員們驚訝不已。會場內也是冷冷清清的,只斷斷續續地看到幾位婦人進出,連批評作品的笑聲都聽不到。穿著燕尾服的鹽月桃甫審査員也落寞不已:「人真少,但下午應該就會有很多人來了」。此外,臺展將於二十五日上午八點正式公開展出。
(照片是招待日的鑑賞人群)
淋しい臺展招待日 係員口あんぐり 不景氣を託つ審查員
前触れ賑やかであつた臺展も愈々外観、会場と共に装ひを凝らし二十四日を招待日として午前八時より蓋を開けた、招待日と云へば自動車は玄関に幅湊し盛装した人々で会場は混雑するものと、手ぐすね引いて待つてゐた係員は接待のプログラム、臺展絵葉書を山と積んで正午に至るも寥々たる来客に口あんぐりの態である、会場も亦寂しくぽつりぽつりと婦人のお客が見えるばかり批評の笑ひ声すらも聞えては来ない、燕尾服の塩月審査員も「景気が良くないですね、だが午後からは混むでせう」と矢張淋しさうである、尚臺展は二十五日午前八時から公開される
(写真は招待日の鑑賞者)
─原載《臺灣日日新報》,1930-10-25 (夕刊2版)
(辨識、翻譯/李淑珠)