臺北植物園内商品陳列館的蕃産(原住民商品)展示會以及土産即賣會(展銷會)的第一天,即(十月)二十四日,早上九點開門,蕃産和土産的出品數量都非常多,蕃産的愛好者宮川次郎氏、小松吉久氏等人,已等候多時,九點一到就立即入場,並在為數不少的商品中挑選逸品購買,會場開門不久就熱鬧不已、買氣旺盛。九點半時,殖田(俊吉)殖産局長、和田(三造)和小澤(秋成)兩位畫伯進入會場,大約花了兩個小時,一面觀賞蕃産和土産,一面給予各種評論。小澤畫伯買了一些竹製品、木工品和臺中工藝指導所的漆器,作為帶回内地(日本)的土産。兩位畫伯似乎都對纖維製品頗感興趣。當天是週末,天氣很好,所以下午的入場者很多,土産也因為比一般市價便宜二、三成,所以銷售量很好,第一天的活動非常成功。此外,從全國各地訂購來的土産(主要是玩具),也將在今天陳列銷售,因為數量少,事務員說應該一下子就會賣光了吧!


展覧会賑ふ 即売会好成績

臺北植物園内商品陳列館の蕃産品展示会並に土産品即売会の初日は廿四日午前九時から開かれたが蕃産品土産品ともに多数の出品あり蕃産品の愛好者たる宮川次郎、小松吉久氏らは九時が来るのを待構へて入場し多数の中から逸品を蒐集して買占むるなど店開き早々からなかなかの上景気で九時半には殖田殖産局長、和田、小沢両画伯などが乗込んで来て蕃産品土産品を約二時間に亙つて観覧し且つ種種の批評を試み内地土産として小沢画伯は竹製品、木工品、臺中工芸指導所の塗り物などを買込んだが両画伯とも繊維製品には頗る興味を持つてゐるやうである、同日は土曜日で好天気であつたので午後の入場者は非常に多く土産品なども市価より二、三割安いので売れ行よく初日は大成功であつた尚全国から取寄せた土産品(主として玩具)もけふあたり即売するが数量が少ないのでまたたく間に売切れとなるだらうと係員は語つてゐる

原載《臺灣日日新報》,1931-10-26 (日刊7版)

辨識、翻譯/李淑珠