觀看此次的臺展入選畫,無鑑查的部分先不說,東洋畫與西洋畫之中,賣價最高的是基隆高女(基隆高等女學校)的囑託村上英夫君的東洋畫〈基隆燃放水燈圖〉,就此點而言,其實是國島水馬君的〈蓬萊的門神〉賣出了臺展第一的高價一千五百圓,但令人深感遺憾的是,此畫雖然通過審查獲得了入選,卻因為其他因素導致被禁止參展。(譯註1)▲第二的是臺北井上一松君的〈孔雀〉賣了六百圓。村上英夫君的〈七面鳥〉、汐止陳植棋君的〈愛桃〉、臺北久保田甲治君的〈某夜〉等等,各賣了五百圓。▲此外,最廉價的是臺北清水吉蔵君〈密林〉,只賣了三十圓,其次是賣了五十圓的臺北富田彌八郎君的〈持花籠的少女〉、臺北野村誠君的〈春〉、臺北小島榮君的〈新店〉、桃園郡八塊庄邱創幹君的〈崖〉及其他數件。▲非賣品雖然有三十七、八件,也不知是否是客氣還是有其他理由,總之,其中的官員或官員相關的業餘者(amateur)的作品,「多為非賣品,令人矚目」,即,山口謹爾博士的〈靜物〉、高商(臺北高等商業學校)教授的佐藤佐君的〈南京〉、於保(乙彥)博士的〈有金魚的靜物〉、倉岡(彥助)博士的〈壺〉、就讀基隆高女的小野郁子小姐的〈姉妹〉及濱武蓉子小姐的〈靜物〉等等均是。▲當然,賣價高低並不能用來議論畫作的價值,但若試著從這方面來看作品的話,情況大約是如此。


クチナシ

今度の臺展入選画に就いて見るに無鑑査の方は別として東洋画西洋画を通じて売価の一番高いのが基隆高女の村上英夫君の『基隆燃放水燈図』と云ふ東洋画だ、此の点では国島水馬君の『蓬莱の門神』が千五百円と云ふ臺展随一高値のものであつたが審査には合格して入選はしたけれども掲出が外の意味から禁止されたので出て来ないのは如何にも残念である▲之に次ぐのが臺北井上一松君の『孔雀』で六百円、村上英夫君の『七面鳥』汐止の陳植棋君の『愛桃』臺北の久保田甲治君の『或る夜』等が各々五百円である▲又た一番廉い方を見ると臺北の清水吉蔵君『密林』がたゞの三十円で之に次ぐものは五十円口の臺北の富田弥八郎君の『花籠を持てる乙女』同じく野村誠君の『春』同小島栄君の『新店』桃園郡八塊庄邱創幹君の『崖』其の他数点である▲非売品は三十七八点あるが其の内遠慮をしてかそれとも外に理由があるか知らぬが兎に角お役人やお役人関係のアマチユアの作品に『非売品の多いのが目につく、即ち山口謹爾博士の『静物』高商の佐藤佐君の『南京』於保博士の『金魚のある静物』倉岡博士の『壺』基隆高女小野郁子さんの『姉妹』浜武蓉子さんの『静物』などがそれだ▲勿論値段の高低などで画をどうかうと言ふのではないが試みにその方から作品を見てみるとザツとかう云ふ具合になつて居る。

—原載《臺灣日日新報》,1927-10-24(日刊2版)

(辨識、翻譯/李淑珠)

註釋

譯註1. 此段文意是賣價最高者雖是〈蓬萊的門神〉,但因故未能展出,故〈基隆燃放水燈圖〉奪得了第一高價之位。另根據《臺灣年鑑》(1928,頁458) ,〈基隆燃放水燈圖〉的賣價為1200圓。