為了製作臺展出品畫作,許多作家都趁這個暑假的空檔,馬力全開,但出品規則中有關東洋畫必須裝框的規定,據說有些地方作家為了運送上的方便,詢問是否可以改以掛軸形式裝幀。對此,臺展當局表示為了讓來場參觀的民眾能得到鑑賞上的整齊感,有必要統一出品畫的裝幀樣式,所以才有如此規定,另外就作家角度來看,軸裝畫作若非懸掛於床之間(凹間),看起來會比較遜色,作家反而吃虧,再者,也不像個展覽會。臺展事務所這邊,為了偏遠地方的出品者方便起見,就裝幀方式及出品搬入的處理,正在與臺北的裝裱店進行交涉,會根據畫作的大小,收取一定的處理費用,有此需要者,請來信附上回郵信封洽詢事務所即可。


臺展 製作期 近づく

臺展出品製作のため作家の中には此の暑中休暇に一層の馬力をかける向きも多いことだが出品規定にある東洋画は枠張装幀を必要とすることに就て地方の作家の中には運送の便宜上掛軸仕立でも可いかとの問合をしてくる者もあると云ふそれに就て臺展の意向は来観者が鑑賞上の整頓を得るために出品画の装幀の様式を統一する必要があることから斯う決めたわけで作家から見るも掛軸仕立は床に掛けぬ場合には見劣がして不利であるばかりでなく展覧会らしくない臺展事務所では遠隔地の出品者の便宜のため臺北の表具店に装幀方と出品搬入の取扱を交渉中であるが画の大さに従つて一定の料金で取扱つて貰ふやうにしたいと云ふことであるから希望の向きは返信郵税封入で事務所へ照会されたら可からうとのことである

—原載《臺灣日日新報》,1927-07-14(夕刊2版)

辨識、翻譯/李淑珠