於十月廿五日華麗登場的第四回臺展,已於(十一月)三日下午四點順利結束,經過年復一年的舉辨,作品在内容和外觀上都有所改變,今年的東洋畫三十五件、西洋畫七十八件,每一件都是精心挑選的傑作,讓前來鑑賞之客歡喜不已。展期中的入場者達一萬九千八百二十七人,比去年的第三回展多出四千二百七十二人,入場費的收入也多達二千六百七十六圓二十五錢。然而,有趣的現象是作品的銷售比去年還少,去年的銷售有三十六件、金額六千七百三十一圓,但今年只有二十件、金額二千七百六十圓,比去年少了十六件四千圓,此乃因為即使想購買畫作也礙於經濟緊縮而影響了美術方面的嗜好。在八件的特選之中,榮獲臺展賞的有東洋畫二件、西洋畫一件,榮獲臺日賞的有東洋畫和西洋畫各一件,這些畫作尤其動人,令人印象非常深刻。


臺展終る 入場者約二萬

十月二十五日華々しく蓋を開けた第四回美術展覧会も三日午後四時芽出度く終了したが年を重ねるごとに内容外観ともに改まり実のあるものが出品され東洋画三十五点西洋画七十八点何れも粒選りの傑作が揃ひ鑑賞の客を欣はした、会期中の入場者は一万九千八百二十七人に達し昨年の第三回よりも四千二百七十二人増し入場料に於ても二千六百七十六円二十五銭を増してゐる然し面白い現象は買上が昨年より少ないことである、昨年は三十六点金額六千七百三十一円の売上があつたに比し本年は二十点で金額二千七百六十円で之は買ひたくても緊縮の折柄かうした美術方面の嗜好に影響したものと思はれる、特選八点の中臺展賞東洋画二点、西洋画一点、臺日賞東西洋画各一点は特に非常に感激の印象を与へたとのことである

原載《臺灣日日新報》,1930-11-04 (日刊3版)

辨識、翻譯/李淑珠