點綴本島(臺灣)美術之秋的第四回臺灣美術展覽會即將於十月二十五日開幕,搬入截止時間的十五、十六日也迫在眉睫,此展覽會的主辦單位臺灣教育會為了更進一步獎勵本島的美術,遂仿效帝展的「帝展賞」、「昭和賞」,制定了臺展的「臺展賞」制度,並且從此回開始頒獎。關於這個臺展賞,臺灣教育會的說明如下:

臺展一直沒有「賞」的制度,僅有選拔幾件特選而已,此番進一步設置臺展賞制度,東洋畫、西洋畫各選二人,頒贈獎狀及獎金一百圓。此賞並非只是頒給優良的作品,而是頒給最能發揮本島之特色、對南國美術之發展具有貢獻的真摯作家,此即為其旨趣。


今年の臺展から 臺展賞を授與 本島の特色を最もよく發揮した者に

本島美術の秋を飾る第四回臺灣美術展覧会も愈々十月二十五日より開会される事になり搬入も十五、十六日に迫つたが今般展覧会主催者たる臺灣教育会では一層本島美術の奨励をなす趣旨を以て帝展に帝展賞、昭和賞あるが如く臺展に臺展賞の制度を設け今回より之を授与する事となつた、此の臺展賞に付き臺灣教育会では左の如く語つた

従来臺展には賞と云ふものがなく僅に特選数点を選抜したに過ぎないが今回更に臺展賞の制度を設け東洋画、西洋画各二人を選び賞状及び金百円を贈らうと思ひます、右は単に優良な作品に授与すると云ふよりも寧ろ本島の特色を最もよく発揮して南国美術の発達に寄与する真摯な作家に授与しようといふ趣旨のものです

原載《臺灣日日新報》,1930-10-11 (日刊7版)

辨識、翻譯/李淑珠