於十月廿五日華麗登場的第四回臺展,已於(十一月)三日下午四點順利閉幕,經過年復一年的舉辨,作品在内容和外觀上都有所改變,今年的東洋畫三十五件、西洋畫七十八件,每一件都是精心挑選的傑作,與丹碧(紅配綠)色的舊廳舎(今欽差行臺)互相映襯,完全迷倒了前來鑑賞之客。展期中的入場者近二萬人,比去年多出四千三百人,入場費的收入共計二千七百圓,這也比去年多了六百五十圓。然而,在作品的銷售上,卻比去年少了十六件四千圓,這方面似乎也受到了經濟緊縮的影響。此外,臺中移動展不幸中途因霧社事件的爆發而不得不中止。
今年的臺展,臺展賞的制定、臺日賞的寄贈以及將閒置空間的舊廳舎作為會場靈活利用之決定,尤其值得記憶。
臺灣美術 展覽會終る
十月廿五日華々しく蓋を開けた第四回臺展は、三日午後四時芽出度く終了したが、年を重ねる毎に内容外観ともに改まり、東洋画三十五点西洋画七十八点孰れも粒選りの傑作は、丹碧の旧庁舎と相映じ、鑑賞の客を全く魅了する所があつた。会期中の入場者は約二万人弱に達し、昨年よりも四千三百人も多く、入場料に於ても二千七百円此れも六百五十円許りの増収であつた。しかし一方買上げは昨年に比し十六点四千円も少なく、此うした方面にも緊縮の影響を思はせる。因みに臺中移動展は不幸途中霧社事件の勃発の為め中止するの止むなきに至つた。
今年の臺展で特に記憶すべきは臺展賞の制定と臺日賞の寄贈で、此の外に閑却せられた旧庁舎が会場として立派に利用せられた事であらう。
─原載《臺灣日日新報》,1930-12-01 (日刊8版)
(辨識、翻譯/李淑珠)