第三回臺灣美術展的審查,於十一月十日與十一日的兩天,在樺山小學校講堂,由幣原(坦)委員長率領,在小林(萬吾)、松林(桂月)的兩位審查員以及鄉原(古統)、鹽月(桃甫)、木下(靜涯)、石川(欽一郎) 的四位審查員的參與之下進行,審查結果已於十二日公開發表,入選的有東洋畫三十一件(含特選三件)、西洋畫七十七件(含特選六件)。榮獲特選的有東洋畫:〈梅〉(呂鼎鑄)、〈春〉(郭雪湖)、〈秋聲〉(陳進),後二者為無鑑查(免審查);西洋畫:〈露臺〉(任端堯)、〈靜物〉(楊佐三郎)、〈斜靠椅背的裸女〉(顏水龍)、〈芭蕉園〉(譯註1)(陳植棋)、〈風景〉(服部正夷)、〈晩秋〉(陳澄波),最後者為無鑑查。

東洋畫  松林審查員談

一、因為今年也參與審查工作,所以,與去年相比,對臺展的未來抱持一種期待與慾望,已非謬論,實在令人高興。

二、去年的特選者付出了更多的努力出品作品,這點顯示作家懂得自重自愛,實為臺展感到高興。一般的出品,雖然在件數上有點少,但在內容上,可以窺見比去年更為進步的跡象。

三、本人也擔任今年朝鮮展(鮮展)(譯註2)的審查工作,那邊的鮮展已是第八回的舉辦,但感覺幾乎內地展(帝展)(譯註3)的延長,而這邊的臺展也似乎逐漸有同樣的傾向,或許這是無可奈何之事,但希望作家能夠勇於反省與自我覺悟。

題材方面,取材此地(臺灣)的作品很多,這雖然很好,但希望不要淪落成只是低級的寫生,要先在自己的肚子裡消化吸收,不要由外而內,要以由內而外的心情來思考如何建立畫作的格調。

西洋畫  小林審查員談

今年與去年相比,大作(大尺幅畫作)很多,尤其是人物畫的件數增加,引人注目。作品方面,整體而言,有顯著的進步。人物畫中也有在描寫上十分色情(erotic)之作,但大致來說都跟風景畫或靜物畫之類的畫作一樣,以直率的自然描寫較多,不過,不拘泥於形式,充分表現出各自特有的獨特風格,這點最令人感到欣喜。現在回想起來,去年是玉石混淆的狀況,不夠嚴謹的作品或是劣作也相當多,今年從作品的表現上便可以想見作家們都上緊了發條。這種情況若能繼續保持下去,那麼從現在起,就可以引頸期盼明年的展覽會必定會是一場更加出色的盛事。

此外,展覽會將於十一月十六日至二十五日在臺北樺山小學校舉辦。


第三回臺展審査成績発表

第三回臺灣美術展の審査は十一月十、十一の両日に亘り樺山小学校講堂に於て幣原委員長、小林、松林両審査員始め郷原、塩月、木下、石川各審査員立合の下に行はれ、十二日発表されたが入選は東洋画三十一点(中特選三)西洋画七七点(中特選六)。特選は、東洋画、梅(呂鼎鋳)、春(郭雪湖)、秋声(陳氏進)、後二者は無鑑査、西洋画、露臺(任端堯)、静物(楊佐三郎)、椅子にもたれる裸女(顔水龍)、芭蕉畑(陳植棋)、風景(服部正夷)、晩秋(陳澄波)、最後のものは無鑑査である。

東洋画  松林審査員談

一、今年も審査に従事したゝ昨年に比して臺展の将来に一つの期待と欲望を確実にしたことが喜ばしい。

一、昨年特選の人々が一層の努力を以て出品せられたことが作家の自重心からも臺展の為めにも喜ばしい、一般の出品も数に於ては少ないが内容としては昨年より一段進歩の跡が伺はれる。

一、自分は今年の朝鮮展をも審査したが此の方は第八回を重ねてゐて殆んど内地展の延長の観があつた、此の臺展も段々その傾向が現はれてくるやうに思ふ。然しこれは止むを得ぬ事かも知れぬが作家の反省と自覚とが希望したい。 題材を此の地に求めらるゝ作品が多い、これは宜しいとするも低級なる写生のみに堕せずして一応自分の腹で消化されたい、外より内にでなく内より外への気持を以て如何に格調づけるかを考へてもらひたい。

西洋画  小林審査員談

今年は昨年に比して大作が多い、殊に人物画の殖えたことが目立つ、作品は一体に著しき進境を示してゐる、人物画中には大分エロテイツクなものもあるが大体に於て風景、静物といつたやうな自然描写の卒直なものが多い、然し余り形式に捉はれないで各自特有の持味を遺憾なく現はしてゐることは最も悦ばしきことである、今から考へれば昨年は玉石混淆といつた形で不真面目ものや駄作もかなりあつたが本年は余程緊張してゐるのが窺はれる、この形勢で進んだら来年は又一層立派な展覧会になるだらうと今から予想される。

尚展覧会は乃十一月十六日至二十五日臺北樺山小学校に開催。

─原載《臺灣時報》,1929-12,頁20-21

(辨識、翻譯/李淑珠)

註釋

譯註1. 此作的正確名稱為「芭蕉の畑」,原文漏植「の」字。

譯註2. 朝鮮美術展覽會,簡稱鮮展,由朝鮮總督府主辦,1922年第一回展。

譯註3. 內地即日本,內地展即日本的「帝國美術展覽會」(簡稱「帝展」)。