臺灣總督府文教局長 石黑英彥
在臺灣教育會業務之下創辦的臺灣美術展覽會,其誕生的目的在於提供臺灣在住的美術家一個藝術鑑賞與研究的機會,同時也涵養民眾的審美思想,提升其對藝術之興趣。美術原本就是文化的精華、國民精神之具體表現,文藝美術的發達與否,亦可作為衡量一國文化之準繩。曾經,民眾對藝術的看法極其幼稚,不僅視美術為與現實生活無關的一種奢侈品予以不屑,有時甚至以對美術沒興趣為傲。然而,回顧文藝美術盛衰的歷史,即使偶而有導致國家文弱之弊,但不管是哪個時代,文藝美術對精神文化發展上的貢獻之大,昭然若揭。有鑑於這些文藝美術的過去與現在,將文藝美術予以發展及恂恂善導,相信對振興及美化國民精神方面,必能有卓越的成效。最近我國(日本)在美術上進步非常急速,例如美術團體,便有帝國美術院、日本美術院、二科會等等超過數百個之多,就連朝鮮,也即將舉辦第七回的朝鮮美術展覽會(簡稱「鮮展」)。
過去鮮少蒙受文化恩澤的本島(臺灣),經過皇化(日本統治)三十餘載的洗禮(譯註1),其間各方面都有恍如隔世的發展,對於藝術方面的愛好、鑑識等,也都有顯著的進步,因而出現了許多的美術家,甚至連視美術為閒暇時自娛餘技之人,也有不少人已脫離「業餘(amateur)」之域,加入作品發表的行列。又,殷殷期盼有機會鑑賞藝術之人,也不在少數。有鑑於創辦本島美術展覽之時機不僅已經成熟,位處於亞熱帶的本島,在藝術上也有許多值得發揮的特色,故加快腳步促使本展覽會得以實現,不過,本會並不希望直接與帝展、院展或二科展等等取得同一步調,而是希望循序漸進地將臺灣的特色融入作品之內,發揚所謂的「灣展」的權威。若有幸能得到一般民眾的理解與支持,以及當事者的努力,這個目標達成之期,亦不遠矣。此展覽計畫將成為報曉的鐘聲,以劃時代之姿,一方面為本島美術界增添更多的緊張感及光彩,使島民生活產生格調與溫馨感,另一方面則向社會大眾廣為介紹蓬萊島的人情、風俗以及其他事物,若能藉此提高我們臺灣的地位,相信本會的創立會有更深一層的意義。
最後,為了懇請本島在住的美術家諸君以及各位一般的官方與民間人士,贊同本會的旨趣,惠賜您寶貴的援助,才敢在此詳述本會設立之旨趣。
計畫與設備
會期與會場 每年舉辦一次,預計將成為點綴十月與十一月臺北的秋季例行活動之一。今年的第一回展也預定於十月二十八日至十一月六日止共十天,在臺北樺山小學校舉辦,但在不久的將來,若臺灣教育會館(現二二八國家紀念館)竣工,該館應該會成為本會的常設會場。
出品物 今年因為仍處於草創時期,故出品物僅限東洋畫與西洋畫,等將來有了萬全的準備,也預計再增設雕塑、圖案、工藝等等。
出品資格 根據灣展的性質,出品資格規定以臺灣在住者創作的作品為主,但這個規定也不是說非灣製不可的意思,例如與本島有關係者或其他經由審查員認定具資格者,本會均受理其出品。
審査 鑑查(譯註2)及審查方面,原則上盡量委任本島在住的諸氏,若時機成熟、經費也允許的話,從本島以外的其他地方招聘美術界權威,也是一件有意義的事。
其他細節,請參照本時報另一個專欄「島情」上刊載的臺灣美術展覽會開辦之旨趣及臺灣美術展覽會規程及出品規則等等。
時言/臺灣美術展覧会に就いて
臺灣総督府文教局長 石黑英彥
臺灣教育会の事業として創設せられた臺灣美術展覧会は、臺灣に在住する美術家に対して、その鑑賞研究の機会を与へ、一面公衆の美的思想を涵養し趣味を皷吹する目的を以て生れたものである。抑も美術は文化の精華であり、国民精神の具体的表現であつて、文芸美術発達の如何は、亦以て一国文化をトするに足るのである。或る時代には民衆の芸術に対する思想が極めて幼稚であり、美術を以て実生活と没交渉なる一種の贅沢品として顧みざるのみならず、却つて美術に対し無趣味を以て矜りとしてゐた時代もあつた。されど文芸美術盛衰の歴史を案ずるに、偶々文弱の弊を招いたとしても、何れの時代を問はず、精神文化発達上貢献することの尠くなかつたのは瞭かである、これ等の過去と現在に鑑み、これを発達せしめ、これを善導することは、国民精神を作興し、美化せしむる上に、効果の偉大なるものありと信ずる。近時本邦に於ける美術の進歩は、極めて急速なるものあり、その団体の如きも、帝国美術院、日本美術院、二科会等を始め団体数百を超え、朝鮮に於てすら、将に第七回の美術展覧会が開かれんとして居る。
文化の恵沢に浴することの少かつた本島も、皇化に洽くこと既に三十余年、その間各方面に渉つて隔世の発達を遂げ、芸術的方面に対する、好愛、鑑識等も亦甚だしき進歩を来し、従つて多くの美術家を生み、或ひは余技を楽しむ人にして既に「アマチユア」の域を脱して作品の発表をした人も少くない。又鑑賞の機会に憧れる人は頗る多数であつて本島美術展覧の機は、既に熟してゐるのみならず、亜熱帯の本島としては、芸術上多くの特色を発揮し得るものあるに鑑み、急いで本会の実現を期した次第であるが、但しこれを以て直ちに帝展や院展二科展等と、同一歩調に出ることを期待するものではない。漸を逐ふて臺灣の特徴を多分に取入れたる、所謂灣展としての権威を発揚せんとするものである。一般理解ある後援と、当事者の努力宜ろしきを得たならば、この目的達成の期も蓋し遠くはあるまい。この企てが暁鐘となり、画期となつて本島美術界に一段の緊張と光彩とを加へ、島民生活に気品と温味とを生じ、他面蓬莱島の人情、風俗、其の他の事情を広く社会に紹介し、我が臺灣の地位を高め得るならば、本会創立の意義亦一層深きものと信ず。
終りに、本島在住の美術家諸士、竝に、一般官民各位が、本会の趣旨に賛して、各段の援助を賜らんことを切望し敢て設立の趣旨を敷衍する次第である。
計画と設備
会期と会場 毎年一回開催せんとするもので成るべく十、十一月頃の臺北の秋を飾る年中行事の一にしたいと思ふ。本年の第一回も十月二十八日より十一月六日迄十日間、臺北樺山小学校に開催する予定であるが近き将来に臺灣教育会館でも出来れば、其処を常設の会場に当たる筈である。
出品物 本年は草創の時でもあり、取敢へず東洋画西洋画に限つたが、将来十分の用意が整へば、彫塑から図案、工芸等に迄も及ぼす予定である。
出品資格 灣展の性質から主として臺灣在住者の製作に係る者と定めてはあるが、これも必ずしも灣製に限ると謂ふのではない、本島縁故者やその他審査員に於て、適当なりと認めたる者は受理する見込みである。
審査 監査及審査に就ては、勉めて本島在住の諸氏に委嘱する筈であるが、適当なる機会を得られ、経費等も許せば他より斯界の権威を招聘することも意義あることゝ思ふ。
尚詳細は別項島情に掲げた、臺灣美術展覧会開催の趣旨、臺灣美術展覧会規程及出品規則等を参照せられんことを希望する。
—原載《臺灣時報》,1927-05,頁5-6
(辨識、翻譯/李淑珠)
註釋
譯註1. 原文的「洽く」為「浴く」之誤植。
譯註2. 原文的「監查」為「鑑查」之誤植。