臺灣美術展覽會的第二回展,即將於二十七日起一般公開十天,在「此」之前,二十五日下午兩點將邀請新聞雜誌記者前來預覽,二十六日的招待日將招待以臺北為主的各方官民數百名前來鑑賞,目前各自的招待狀發送程序正在進行中。此外,會期中預計舉辦作家的茶話會,時間可能是二十六日招待日下午四點左右,地點在鐵道旅館,由臺展當局主辦,目的在於與作家之間的自由評論及美術談等等交流,眾人對此活動也是引頸期盼。樺山(小學校)會場所有的準備皆已就緒,作品的陳列也已完成,起先被認為不會出品的松林(桂月)、小林(萬吾)兩位審查員,也特地出品參與,松林氏已經有一件出品完成陳列,小林萬吾氏的兩件作品寄自東京,因為寄送時間較晚,尚未抵達,但應該還來得及記者的預覽日。順帶一提的是,今秋的臺展有不少呈現臺灣鄉土藝術風格之作,非常值得一覽。

似是模寫 入選西洋畫泊船 筆者是宜蘭的李康濘君

入選今秋臺展的西洋畫六十四件中,宜蘭出品的李康濘君的〈泊船〉,因為有另外一幅與此分毫不差的畫,故在宜蘭引起爭議,而且模寫(抄襲)或臨畫(臨摹)的嫌疑越來越大。此作的出品畫家是宜蘭人,遭到模寫的畫家藍蔭鼎君也是宜蘭人,而藍君之作,即與此次出品並獲得入選的〈泊船〉一模一樣的畫作的創作時間在先,這才有了問題。倘若前述是事實,則臺展作為主辦單位必須有所處置,切不可對此事不聞不問,以維護出品畫家的道德心。右圖即此問題之作,是一幅小品,但就模寫而言,相當精巧。


臺灣美術展 廿七日から十日間 一般公開

臺灣美術展覧会の第二回展は愈よ来る二十七日から十日間一般に公開されるがソレに先ち二十五日は午後二時から新聞雑誌記者の下見を乞ひ二十六日は招待日として臺北を中心に各方面の官民数百名を招待して鑑賞せしむる手筈で目下それぞれ招待状の発送手続中である尚ほ会期中作家の茶話会を催す事となり多分二十六日の招待日の午後四時頃から鉄道ホテルに於て臺展主催の茶話会を催し作家との間に自由評論や美術談を試みる筈でこの催しについても相当期待されてゐる、樺山の会場は既に凡ての準備が出来て陳列も終つたが最初出品を疑はれてゐた松林、小林両審査員は特に出品する事となり松林氏は既に一点出品陳列してゐるが小林万吾氏の二点は東京よりの発送後れ尚ほ未着であるが下見当日までには間に合ふであらう、かたがた今秋の臺展は臺灣の郷土芸術作風と相まつて可なり見ごたへするものと見られてゐる

模寫したらしい 入選西洋畫『泊船』 筆者は宜蘭の李康濘君

今秋の臺展に入選した西洋画六十四点中に宜蘭から出品した李康濘君の『泊船』は之と寸分違はぬ絵が別にあるとて宜蘭で問題にされ結局模寫若くは臨画の嫌疑濃厚となりつゝある此の出品画家は宜蘭の人で模寫されたといふ画家も宜蘭の藍蔭鼎君で同君の作に今度出品入選を見てゐる『泊船』と同様の作が前にあるので問題となつた次第だが果して右が事実であるとすれば、臺展としても何等かの処置に出ねばならぬ次第で出品画家の道徳心を維持する為めにも此の儘では過されまいと言はれてゐる、右の作は極く小品だが模写としては相当巧みなものであるとのことだ

—原載《臺灣日日新報》,1928-10-24(夕刊2版)

(辨識、翻譯/李淑珠)