文教局長石黑英彦氏談

臺灣美術展覽會第一回的成果非常好,令人出乎意料,剛開始還擔心會怎樣,但看這個情況,有如此佳績,實在令人高興。因為我自己在朝鮮看過

 鮮展 即朝鮮美術展覽會,並不是我老王賣瓜,此次臺展的成果可與朝鮮展覽會的第三回或第四回左右的成績匹敵。其實,對於臺灣的美術界,不只是我,大家一直都過於小看了。鮮展從內地(日本)招聘審查員,不僅由傑出的大師級畫家進行審查,朝鮮總督府也花費了不少心思,並挹注了不少經費。該展覽會今年應該是第八回(譯註1),至於鮮展的特色,連朝鮮人也盡力協助,有朝鮮民族特色的書法作品或四君子形式的繪畫作品也獲得陳列。這是我一人的想法,就是希望臺展今後也能接納四君子式的繪畫或書法,增設第三部與第四部予以分開陳列,如何?此外,若

 臺展 在臺北展出結束之後,也可以到中南部展出的話,應該很棒,但因為有經費問題或其他相關事宜必須先解決,所以可能無法立即實現。

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入場者注意事項

臺灣美術展覽會如之前所報導,從二十八日起在樺山小學校展出十天,開放入場時間為每日上午八點到下午五點,但十一月二日那天,一般民眾的觀賞只開放到正午為止。此外,入場者必須遵守的注意事項如下:鞋類限穿草履(日式夾腳鞋)或鞋子、會場内禁止使用墨汁或墨水(ink)等物、會場内禁止吸煙、會場內禁止拍照、禁止碰觸陳列的繪畫作品、會場禁止攜帶手杖(stick)或雨傘等物。


スタートぶり すばらしい臺展 一般も今迄見縊り過ぎた 

文教局長石黒英彦氏談

臺灣展覧会の第一回の出来栄えは案外によく最初どうかと思つてゐたが此の具合では上々の出来で何より喜ばしい、と言ふのは自分は朝鮮で

 鮮展 即ち朝鮮美術展覧会を見てゐるからで必ずしも我が田へ水を引く訳ではないが今度の臺展の出来は朝鮮展覧会の三四回目位の成績と比敵してゐると思ふ、実は臺灣の美術界を私ばかりでないが少し莫迦にし過ぎた観があると思つてゐる程だ鮮展は審査員を内地から招聘して錚々たる大家が行つて審査するし総督府としても可なり力を注ぎ費用もかゝつてゐるやうだ。同展覧会は本年は慥か八回だと思ふが、鮮展としての特色は朝鮮人も大いに力を注いで協力してゐることで、朝鮮民族の特色たる書や四君子風の絵画をも陳列してあることだ、之は私一己の考へだが願くば臺展も今後は四君子式の絵画や書をも採るやうにし第三部第四部を設けて別に陳列したらどうかと思つてゐる尚ほ出来れば此の

 臺展 は臺北を終つてから中南部でも開いたら結構と思ふが経費問題や其の他の関係で直に実現できるかどうか疑問である

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入場者の注意

臺灣美術展覧会は既報の通り二十八日から十日間樺山小学校で開かれるが毎日午前八時より午後五時まで閉会するが十一月二日は一般の観覧を正午限りとされた尚入場者への注意としては履物は草履又は靴に限ること会場内にて墨汁インキ等を使用せざること会場内にて喫煙を為さゞること会場内にて写真を撮影せざること陳列の絵画に触れぬこと会場にてステツキ傘等を携帯せざること

—原載《臺灣日日新報》,1927-10-28(日刊4版)

(辨識、翻譯/李淑珠)

註釋

譯註1. 朝鮮美術展覽會,簡稱鮮展,由朝鮮總督府主辦,1922年第一回展,故1927年的展出應為第六回。