【臺中電話】第三回臺灣美術展覽會如同往年,將於臺北樺山小學校舉辦,而且已於一、兩天前針對全島的執筆作畫者,寄送了為數不少的出品勸誘狀(出品邀請函)。然而,收到這個勸誘狀的臺中市內的畫家們似乎有志一同,聽說今年不管是誰,連一件也不會出品,而且文雅會的會員等人決定,將與臺北的臺灣美術展同步,也在臺中舉辦臺中美術展覽會,有些人已著手進行出品作品的製作;會場方面,若出品者的人數少會選在市民館,多的話則會選在臺中公會堂。

不管哪裡的展覽會 都會碰到的問題

臺展關係者某氏談

針對如右的臺中電話的報導,臺展關係者某氏表示:

去年似乎也發生過同樣的問題。臺中的臺展出品者相當多,但都未入選,所以才心灰意冷,不想再出品。尤其是日本畫(東洋畫)的部分,入選率明顯偏低,連臺北這邊,也聽說有人表示不出品,這可能是因為去年松林(桂月)審查員以鐵腕刷掉了多數作品,卻讓許多年輕小兒之類的畫獲得入選,所以才心裡很不是滋味。然而,這樣的事情,不管在什麼時代、什麼地方的展覽會都會發生,本就無可奈何,所以臺中的畫家們即使揚言連一件作品都不出品,也沒辦法,只能順其自然而已。


臺中の画家連 臺展へ出品せぬ 別に臺中で展覧会を開く

【臺中電話】第三回臺灣美術展覧会は例年通り臺北樺山小学校に於て開催されることゝなり既に全島に於る画筆を持つ人々に向つて多数の出品勧誘状を一両日前に発送したがこの勧誘状に接した臺中市内の画家連は申合せたやうに今年は誰も一品も出品しないさうであるがその代り文雅会の同人等は臺北に於る臺灣美術展と同時刻臺中に於ても臺中美術展覧会を開催することゝなり既に力作に着手してゐるものもあれば会場は出品者が少なければ市民館多ければ臺中公会堂を当ることまで決定してゐる

何処の展覧会 にもある問題

臺展関係者某氏談

右の如き臺中電話の報道に対して臺展関係者某氏は語る

昨年もさうした問題が起つたやうである、臺中から出品した人で相当多く入選しなかつた事の感情がかうした結果を生んだのではないかと思ふ。殊に日本画に於て著しく入選率が悪かつたやうである、が臺北に於ても出品を止めると云ふやうな人があるだらうとの話も聞き及んでゐる、之は昨年松林審査員が遠慮なく篩ひ落した所に若い子供の画なとが大分入選したりしてゐたので面白くない感情を抱いたのではないかと思はれる、然しかうしたことは何時何処の展覧会にもあるべきことで仕方がない、臺中の人々が一品も出品しないと云つても如何とも仕難く唯成行に委せるより法はあるまい

—原載《臺灣日日新報》,1929-09-20(日刊7版)

(辨識、翻譯/李淑珠)